盤上遊戯は三日月の夜に

ボードゲーム好きの夫婦「ミカ美(みかみ)」と「Moon(むーん)」の日常

【第一弾】遊んだことないボドゲの箱絵だけ見て内容を妄想してみました


どうも、みかむーのMoonの方です。

 

早速ですが、今日はボードゲームで遊ぶのに大事なことについて書いてみます。

 

 

<ボードゲームを遊ぶのに大事な要素>

 

結論から言うと、ボードゲームって【想像力】がとても大事だと思ってまして。

 

 

小さな木の駒一つで大冒険に出た気分になったり、数字の描かれたトークンを人より少し持っているだけで『なんでも買えるぞ!大金持ちだ!』という気分になったり。想像力の成せる技ですよね。

 

 

しかしながら、最近この想像力が少し減衰してきている気がしまして。

 

 

――子供の頃、人形で一人遊びをしていた時なんて、そりゃあもう無限にストーリーが溢れ出てきたものです。

ご飯の時間になっても夢中になって遊んでて怒られたりもしました。

 

最近はどうでしょう。

新しいゲームのパッケージを見れば『お、この新作はどんなメカニクスかな?』とフレーバーそっちのけでシステムやら要素やらを気にする始末。。。

 

 

それでいいのか!?

 

否!

いいわけがない!!

 

 


――ということで、今回は自分自身の想像力を鍛えるべくこんな企画を実施。

 

題して!

 

【遊んだことないボドゲの箱絵だけ見て内容を妄想してみました】

 

 

<タイトルから分析してみよう>

 

ということで、記念すべき第一弾となる作品はこちら。

 

4月にアークライトさんから発売されたばかりの【アーキテクチュラ(完全日本語版)】です。

 

アーキテクチュラ

※以下内容はあくまで私の勝手な想像であり、実際のゲーム内容とかけ離れている場合があります。レビューではありませんのでご承知おきを。

 

 


さて、まずはタイトルから想像を膨らませていきましょう。

 

そもそも“アーキテクチュラ”という単語ですが、学がないのでそういう単語があるかどうかも知りません。

少なくとも私は聞いたことがありませんので、これは造語という仮定でイメージしていきます。

 

 

よく似た言葉で『アーキテクチャ』が真っ先に浮かびました。

これはIT用語のイメージがありますが、確か元々は“構造物”とか“建築物”という意味があった気がします。

 

 

『チュラ』の部分については想像に難くありません。

恐らく『美ら(ちゅら)』で、“美しい”といった意味でしょう。

 

 

つまり、日本語訳としては【美しい建築物】となりますね。

 

これ以外考えられません(自信満々)

 

 

<パッケージから分析してみよう>

続いて箱絵に注目してみます。

 

箱絵に描かれた建物

真っ先に目に入るのは『宙に浮いている島に大きな建物が建っている』様子です。

よく見るとこの建物には大きな天体望遠鏡のようなものがあるようです。

 

このことから“浮いた島にこんな立派な建物を建てれちゃうぐらいの文明”であることがわかります。建材の輸送などを考えると、それなりに進んだ文明かもしれません。

 

 

次にメインキャラのような右下の女の子を見てみます。

大きな鞄にたくさんの羊皮紙のようなものが丸めて詰め込まれていますね。

 

 

この鞄に描かれたロゴが『コンパスとお城』に見えることから、この鞄を持った人は“国に認められた建築士”であり、この紙は設計図であると推測できます。

 

 

女の子自身については、

耳がとがってますね。

そうなると、十中八九“エルフ的な人種”なのでしょう。

 

エルフと言えば、真っ直ぐに伸びた綺麗な髪に、細かな装飾が施されたローブを纏い、伏し目がちでミステリアスな雰囲気……なんて姿を想像しちゃいます。

 

――がしかし。この子は短髪、しかもヘアバンドで前髪を上げており、さらにはズボンの裾も上げて動きやすそうな足元。

 

 

つまりこの少女、

 


どう見ても おてんばキャラです。

 

傍にいる犬によって更に“おてんば感”が増しているので、絶対間違いありません。

 

 

 

続いて左の方に写っている2人を見てみましょう。

左側にいる魔法使いのような老人は何やらすごい力を持っていそうな雰囲気を醸し出しています。

隣にいる 美女と野獣に出てくるガ●トンみたいな後姿の男性も仕事が出来そうな感じがしますね。

 

設計図のようなものを広げながら建築中の建物を見て、何やら打ち合わせをしているようですが、二人ともベテラン建築士のような雰囲気が垣間見えます。

 

<ストーリーを妄想しよう>

さぁ、これらの情報から紡ぎ出されるストーリーを妄想していきたいと思います。

 

 

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これは浮島に住まうとある種族の物語

 


――その少女は風のように颯爽と走っていた。

 

『立ち入り禁止』の立て札に目もくれず、スピードを落とすことなくそこに張られたロープを飛び終えて走り抜けた。

 

しばらくして少女は急ブレーキをかけた。そのすぐ横で、一緒に走ってきた可愛らしい犬も止まる。あと半歩踏み出せば落っこちてしまいそうなほど浮島の端に立ち、上がった息も気にせず景色に見とれた。

 

少女「見てテック!ここが新しい浮島の最前線よ!」
テック「わん!」


テックと呼ばれた犬も少女と同じぐらい嬉しそうにはしゃいでいる。


たくましい男性「なんだアキ、もう授与式は終わったのか?」

 

そばにいた男性は騒がしい声に心当たりがあったようで、チラッと腕時計へ移した視線をすぐさま設計図へ戻しながら、振り向きもせず少女に声をかけた。

 

アキ「あ、おじさん!見てみて、国家建築士の合格証書!」

おじさん「おーよかったな。ところで、まだ授与式は終わってない時間のはずだが?」

 

おじさんと呼ばれた男性は、やはり振り返りもせず興味なさげに返事をした。

アキと呼ばれた少女はそのおじさんの態度を見て不貞腐れながらゴソゴソと合格証書を鞄へしまった。

 

アキ「私は合格証書がもらえればそれでいいのに、あんまり話が長いんだもん。抜け出してきちゃった」

 

おじさんは作業員にいくつか指示を出し一段落したのだろう、ようやくアキの方へ振り返り、ため息を一つついた。おじさんは複雑そうな表情をしている。

 

おじさん「……本当になるのか、建築士に」

アキ「おじさん、止めても無駄よ。わかってるでしょ?」

 


この世界の浮島は、文字通り空に浮かんだ島で、自由気ままに漂っている。

なんの建物も立っていないなら、それを見つけた街が浮島に橋を架けたりして繋げたりくっつけたりして付け足し、自分たちの領土として良いことになっている。

今、アキたちが訪れているのは最近見つかった浮島の集まりだ。こういった新しい島に新しい建物は、他の浮島たちから真っ先に見られる建物でもある。

 

より立派で、見栄えのする建物を最前線に創造するためには、国家建築士の資格が必要だ。当然のことながら倍率は非常に高く、ごくごく限られた者しかなれない。

 

また、一度国家建築士の資格を取ったからと言って全く安心はできない。

あまりに奇抜すぎたり独創的な構造物だと“かっこ悪い”とされ、建築士としての資格剥奪はもちろんのこと、村八分にされてしまう可能性すらある。それほど国家建築士に求められるものは絶対的でなければならない。

 

そして、おじさんは知っているのだ。

国家建築士の一部では、意図して悪い噂を流し、気に入らない建築士を貶めようとする動きがあることを。


そんなおじさんの不安など露知らず、アキは屈託のない笑顔でおじさんを真っ直ぐ見つめ返す。

――数秒経って、おじさんはフっと鼻で笑った。

 

おじさん「ま、お前は昔っからそういうやつだよな」

アキ「へへ、そういうこと」

テック「わんわん!」


そう言って二人(と1匹)は笑いながら遠くに見える建築中の城を眺めた。


おじさん「……とりあえず『おめでとう』と言っておこう」

アキ「じゃあ、とりあえず『ありがとう』と言っておくわ」


おじさん「俺の弟、まぁお前の父親でもあるわけだが……。あいつが亡くなってからアキをここまで育ててきた。これは父親として、そして人生の、また建築士の先輩として、最後のアドバイスだ」

 

アキはおじさんの方に振り返った。心なしか姿勢を正したようにも見えた。

おじさんは遠くを見つめたまま語りだした。

 

おじさん「お前の父親はこの国1番の建築士だった。そしてお前もその才能をしっかり引き継いでいる。それは俺が保証する」

 

普段あまり人を褒めないおじさんが急に褒めたからだろう、アキは少しニヤニヤしてしまう。それを察したおじさんは言葉を続けた。

 

おじさん「だがしかし。才能だけで食ってけるほど甘い世界じゃない。ましてや今年は他の街でも数百年に一度と呼ばれるほどの才能ある新人がいるらしい。少しでも調子に乗ろうもんなら、お前の建築士としての道は絶たれると思え」

アキ「わかってるわ」

 

アキは真剣な眼差しでおじさんを見つめている。

『父親のような立派な建築士になるんだ』という覚悟は、とうの昔に決めていたのだろう。でなければ、国家建築士の最年少記録を“7つ”も更新することなど出来るはずもない。

ブレることのない意志はすでに行動によって示されている。

そしてそれは、近くで見守ってきたおじさんが一番よくわかっていた。


おじさん「ま、お前はスタートラインに立ったばかりだ。まずは新人コンテストで優勝でもしてみな。そしたら同じ建築士として認めてやるよ」

アキ「あら。それはありがたいけど、私は別にかまわないよ?」

 

おじさんは『どういう意味だ?』という表情で少し首をかしげた。それを察したアキはこう続けた。


アキ「おじさんに認められるために建築士になったわけじゃないもの。私は私の作りたいものを作るだけよ」

 

そういうとアキは舌を出してイタズラっぽく笑った。

 

アキ「テック!あっちの新しい島見に行こ!おいで!」

テック「わん!」


そう言って、アキはまだ何も建っていない浮島を目指して走って行った。

 

 

おじさん「――けっ、かわいくねぇ新人だぜまったく」

おじさんはそう言いながら頭をかいた。なんだか嬉しそうに見えた。

 

 

なんだか雰囲気のある謎の髭じいさん「ほっほっほ、これからが楽しみじゃわい」

 

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――はい、というわけで。

 

箱絵とタイトルから妄想した結果、このゲームは

 

『プレイヤーは“新米の国家建築士”となって空に浮かぶ島々に建築物を建てていき、最も美しい街並みを作ったプレイヤーの勝利!』

 

という内容だと思われます!

 


マジで箱絵とタイトルだけで妄想してみたけど、ほぼほぼ正解なんじゃない!?という根拠のない自信が溢れ出てます(ドヤ顔)

 

 

<答え合わせ>

それでは早速、答え合わせといきましょう。


~概要説明~

“プレイヤーは偉大な建築家となり、《アーキテクチュラ》の街に最高の建物を作ろうと他の建築家たちと競争します。

碁盤状に区切られた開発地域(テーブル)に、建物カードを置いて建築していきます。
建築した建物と周囲の建物の優美性を競い、その結果建物の価値は上がりもすれば下がりもするでしょう。

価値が下がると「あまりにもみすぼらしい」と評価され、最悪の場合取り壊されてしまうかもしれません。建物を壊されないように、建物の価値をどんどん高めて勝利を目指しましょう。”
(※Amazonの商品説明欄より引用)

 

 

 

 


……あれ?

大体合ってるっぽくね!?笑

 

 

 

『美しい建物建てたら勝ち』みたいな根幹となる部分がほぼ合ってるように感じます。

特に『みすぼらしいと取り壊されるかも』ってところは私の設定とマッチしているのでは!?

 

 

 

<感想>

 

さぁ、いかがでしたでしょうか。

 

ストーリー的には歯が浮くほどベタベタな展開でしたが、思ったより分析が当たってて結構楽しめました。

 

時間があれば第二弾とかやりたいし、もうすぐゲムマ2019春なのでゲムマ作品でもやってみたい。

さらに言えば『これはどんなゲームに見えますか?』って箱絵送ってもらいたいぐらい。

 

皆さんもお時間があればボードゲームの楽しみ方の一つとして、ぜひ妄想して遊んでみてください。

 


ではまた。