どうも、みかむーのMoonの方です。
ボードゲームは非常に楽しいのですが……。
その多くは"1人では遊べない"というものがほとんどです。
――なので、ボードゲームをしたい人達はお友達同士で集まって遊んだり、ボドゲカフェに行ったり、オープン会に参加したり……。
近頃は気軽に遊べる環境が増えてきている印象です。
中でも"オープン会"と呼ばれる集まりは頻繁に色んなところで行われているようです。
※ご存じの方が多いとは思いますが、オープン会とは「誰でも参加できる間口の広い会」のことです。(ちなみに対義語は"クローズ会")
オープン会は誰でも参加できるというメリットがある一方で、人数が多くなればトラブルなども発生しやすいものです。参加する際は最低限のマナーやモラルを心掛けましょう。
様々なゲームが遊べるのはもちろんのこと、色んな人との交流の場としても非常に有意義な時間を過ごせるのが魅力的です。
とはいえ、知らない人がたくさんいる場所へ自ら飛び込んでいく恐怖と言ったら……。
人見知りの人からすれば、自殺と同義 です。
そう、何をどうしたって『はじめてのオープン会』への参加は、ものっすごい勇気が必要なんです。
――そこで、初めての人でも、思わず『参加したい!』と思ってしまうような【素敵なボードゲーム会を考えてみよう!】というのが今回の企画です。
~♪("はじめてのおつかい" 主題歌 挿入)
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<目的を決める>
今回の企画を考えていくにあたり、前提となる目的を決めておきます。
・初めての人でも参加しやすい企画を目指す
・ボードゲームで遊ぶ"以外"の魅力(付加価値)がある
・最終的にはボードゲームをすることが目的
細かく決めすぎてもあれなので、とりあえずは当初の目的である【初めての人も思わず飛びついちゃうような斬新なボドゲ会】を目指して企画を考えていこうと思います。
<付加価値のジャンルを考える>
世の中にはすでに様々なオープン会が開催されています。
参考までに色々と調べてみると、大きく3つに分けることが出来るようです。
・"場所"の付加価値
・"特化"の付加価値
・"人物"の付加価値
まずはこれを簡単に説明していきます。
~場所の付加価値~
簡単に言えば、『温泉旅館でボドゲ会』ですとか、この季節だと『お花見ボドゲ会』など、場所を変えることでそのオープン会の付加価値を高めることです。
これは"場所"そのものに魅力がなくては成り立ちません。
さらに、魅力的であるほかに"ボードゲームが出来る環境である"ことも大前提ですので、かなり限られてくるでしょう(場所に応じて予算が厳しくなるのも避けたいところ……)
また、この"場所"の付加価値は"食べ物"の付加価値と置き換えて考えることも出来ます。
”BBQボドゲ会”とか”○○カフェで△△を食べながらボドゲ会”など、人は食べ物に釣られやすいという特性を生かした企画ですね。
~特化の付加価値~
これは何かしらの"特定のゲームをメインとしたオープン会"のことです。
イメージしやすいのは一種類のボードゲームを扱った大会形式ですとか、かなりの重ゲーを1日かけて遊ぶ会ですとか……。
もう少し幅を持たせるなら"ワカプレ会"とか"ブラフ会"など、ゲームのメカニクスで限定することで、自分と好みが合いそうな人が集まる会となります。
しかし、何かに特化した会というのは、むしろ”初めての人が参加しづらい雰囲気"になりやすいのではないか……と勝手に想像してしまいます。
~人物の付加価値~
あまり多くはありませんが、これは単純に『会いたい!』と思う様な人をゲストとして呼ぶことで付加価値を高める手法です。
芸能人やアイドルなんかを呼べたらそりゃあたくさん人も来るでしょうが、そんな予算が確保できるわけもなく……。
もしこれを企画するとすれば、ボードゲーム界隈で有名な人だったり、話題の人を呼んだりするのが関の山でしょうか。
これを実現するには相応のコネクションが必要になるのは言うまでもありません。
<さぁ考えよう!>
前置きが長くなりましたが、上記を踏まえて実際に具体案を考えていきたいと思います。
①雰囲気のいいレンタルスペースで非日常を演出
まずは"場所"の付加価値を考慮して、雰囲気重視の素敵なオープン会を考えてみました。
名付けて……、
【仮面ボードゲーム会】
です。
素敵な洋館の一室で、紳士淑女が集まりテーブルを囲んで優雅な一時を過ごす……
合間の休憩には良い香りのするティーが出たりするような、そんな素敵なボードゲーム会です。
参加条件は"顔を隠している"ということ。
オペラ座の怪人の仮面でもよし、お祭りで売っているお面でもよし、着ぐるみの頭部分だけ被ってきてもよし。
このゲーム会なら初対面の人と話すのが苦手でも、顔を隠すことによって
この上ない安心感が得られることでしょう。
仮面のおかげで、一番苦手だった"人の目を見て話す"ことも容易となるのです。
――しかし、これをする際のデメリットとして、考えられることが3つほどあります。
一つは、素顔を隠しての参加なので、逆にはっちゃけすぎる輩が現れる可能性があることでしょうか。
まぁ事前に"紳士淑女の集まり"であることを強調して、無礼なやつは退出させるなど、運営側の努力でどうにかなるでしょう。
次に、参加費が高くなること。
都内の洋館(みたいなレンタルスペース)を借りる場合、1時間あたりの単価が1万円前後します。
仮に<1万5千円/時間>の場所を13~19時の<計6時間>借りた場合、単純計算で9万円。
参加者30人だとして、人数で割ると場所代だけで3,000円!
その他に飲み物やオープン会に必要な備品の準備を考えると……
一回の開催で3,500円前後はかかってしまいます。
くっ、出せなくはないけど……!!
って感じですね。
でも、きっとものすごい贅沢な気分でボードゲームできますよ!
ちなみに、デメリット最後の一つは
"知り合いにバレた時メッチャ恥ずかしい"
ということです。
これは精神力で乗り切ってください。
②トーナメント形式で勝ち上がれ!
次に何かに"特化"するということで、そんなイベントを考えてみました。
その名も……、
【メカニクス別 選手権大会】
です。
バッティング 系、ブラフ系、ワーカープレイスメント系、トリックテイキング系、アクション系 ……
などなど、ボードゲームには様々なジャンルがありますが、いずれか一つのゲームに特化した大会などは、そもそもそのゲームを知らない人は蚊帳の外になってしまうでしょう。
――そこで!
専門性は残しつつもう少し間口を広げる為に、それぞれのジャンルごとに『○○と言えばコレでしょ!』というゲームを1つチョイスして、そのゲームごとに卓を立てるわけです。
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・参加者はどのメカニクスに参加するか選択
・運営側で(勝手に)トーナメント表を作成
・メカニクスごとのNo.1を決める!
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トーナメント形式にすることによって、
人見知りでなかなか輪に入れない人でも強制的にゲームに参加することができます。
これで、あの有名な"精神を不安定にさせる呪文"
「ハイ、ソレデハ フタリグミ ニ ナッテクダサーイ」も、もう怖くはありません。
もちろんトーナメントの空き時間などは、空いているテーブルで他のゲームやっても良し!
各メカニクスの優勝者には、優勝賞品なんか準備出来たら素敵ですね。
さらに、統一戦と称した決勝戦があっても面白いかも。
懸念される点としては、"運営側の負荷が高そう"ってことです。
いや、そこはまぁ頑張るしかないんですけど……。
③あなたの会いたい人は誰ですか?
最後は"人物"について特化したイベントを考えてみます。
――突然ですが皆さん、
"チェーンメール"ってご存知ですか?
もしかしたら若い方は知らないかもしれませんね。
ガラケー時代に流行った、所謂いたずらメールの一種です。
内容の一例を出すと、
『これは不幸のメール、○人の人に転送しないと不幸になる』とか
『TV番組の企画で、何人の人に転送されたか実験しています』など……。
要は、そのメール(もしくはメールに貼り付けられたURL)を不特定多数の人に見てもらいたいが為に作られた"ウソ"のメールです。
この仕組みを使って参加者を募集してみよう!
と思いつきました。
それがこちら。
・事前にボドゲ会開催の告知をしておく
・スタート(Moon)がまず誰か1人に【ボドゲ会開催】のメッセージを送る
・受け取った人は【一緒に遊んでみたい人】5人にメッセージを転送
・さらにその人が5人に転送…が繰り返される
・ボードゲーム会の参加条件は【誰かからメッセージを受け取った人】
なんとなく【会員制】みたいな感じで面白そうじゃないですか?
スーツ来てサングラスかけた男が入口に立って、ゲーム会受付時に誰からそのメッセージを受け取ったか、そのメッセージ受信画面を確認した上で入場許可、となります。
"シークレット感"がすごいので、最初の【仮面ボードゲーム会】との相性がいいかもしれません。
このチェーンメール作戦は、今まで"気になるあの人"になかなか絡んでいけなかった方でも、これを理由にして仲良くなるチャンスが巡ってくるという旨味もあります。
"一緒に遊んでみたいと思う5人"に送るというは、受信側も嫌な思いをしづらいんじゃないかなぁ、と勝手に思ってます。
「あの人に『遊んでみたい』って思ってもらえたんだ!」みたいな。
さらに、事前にメッセージでのやりとりをしているわけですから、本当に『全然知らない人ばっかり!』って状況にはなりづらいでしょう。
いいことばかりのように見えますが、デメリットとして、
宣伝方法を間違えると
『本当に"迷惑メールの類"と間違えられて、当日誰も来ない』
という可能性を秘めています。
みんなで楽しくボードゲームのはずが、まさかのぼっち会になるかもしれないなんて。
リスク高いっすね……。
<まとめ>
さて、というわけで3つほどボードゲーム会を考えてみました。
・仮面ボードゲーム会
・メカニクス別選手権大会
・ チェーンメールであの人と遊ぶ会
皆さんはどのゲーム会なら参加してみたいですか?
ちなみに、考えるだけ考えておいてなんですが……
※このゲーム会を実行する予定はございません。
もし『ぜひやってほしい!』という要望がたくさん来るようでしたら、嫁と相談して考えてみます。
以上、【変わったボードゲーム会考えてみた】でした。
おしまい