盤上遊戯は三日月の夜に

ボードゲーム好きの夫婦「ミカ美(みかみ)」と「Moon(むーん)」の日常

【レビュー】<ツォルキン>遊んでみました


どうも、みかむーのMoonの方です。

 

 

ボードゲームでは『重い』とか『軽い』などの表現があります。
基準となるものはプレイ時間だったり、やることの多さだったり……。

 

まぁ個人でかなり変わるものですね。

 

私の中では

『3回ぐらい連続で気軽に遊べる』ものは軽いゲーム

『1日1回が限界』と思うものは重いゲーム

という基準です。

 


本日は、すっごい面白いんだけど『1日1回が限界』なゲームをご紹介します。 

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~ツォルキン~

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<ゲーム情報>

タイトル:ツォルキン

販売元:ホビージャパン

人数:2~4人

時間:90~120分

年齢:13歳~ 

 

<ストーリー概要>

マヤ文明は高度で独特な技術による建築物、洗練された数学、天文学を有していたことで知られる文明である。その社会は『ツォルキン』

 

神聖歴として知られる260日周期の暦――を中心に営まれ、種をまく時期や、儀式を執り行う日、記念碑を建立する日などを決める重要なものであった。
はたして、マヤの暦に従って寺院を建て供物をささげ、周期が終えるまでに偉大なる部族となるのは誰なのか?

 

 

<ゲーム概要>

神への祈りや記念碑の建設など、最も信仰の高い(ポイントの高い)プレイヤーが勝利するゲームです。

 

ゲームは手番制で進行していきます。

ワーカーコマを歯車の上に乗せることで働きに出し、そのワーカーを回収した際に現在いるスペースの処理をする、という感じです。


勝利点を獲得する方法がいくつかあるので、相手の出方を伺いながら戦略を練る必要があります。

 

<パッケージ&コンポーネント

まず、内容物はこんな感じです。

メインボード

その他コンポーネント

 

なんと言ってもこのゲームの目玉はこの"歯車"ですよね!

歯車

初めてこのボードを広げた時は、私のボードゲーム史上最高のテンションの上がり方だったのを覚えています。

 

このゲームのボードは全部で6つに分割できます。

ボードの分解

当然、それを繋ぎ合わせるわけですから、相応の広さを必要としますのでご注意を。

 

 

次に目を引くのが”青い髑髏"

青い髑髏

 パッケージにも描かれている族長みたいな人が掲げているやつですね。

う~ん、かっこいい。

 

あとは、木駒はワーカー、資材ぐらいでそれほど多くありません。他の物はすべてタイルで出来ています。


とりあえず……

 

無駄に歯車を回したくなる衝動が抑えきれません。

 

 

<ゲーム内容>

このゲーム、すべてを説明すると文章量がえげつないことになるので……。

 

本記事では"ツォルキン"をしたことがない人向けに、このゲームの肝となる"ワーカーと歯車の動かし方"についてのみ説明していきます。

 

申し訳ないですが、その他の詳細については誰か別の人のレビューをご覧くださいな……。

 

<手番の処理>

実は手番ですることは以下の"2つ"しかありません。

 

・ワーカーを置く
・ワーカーを取る

 

これだけなんです。

 

一回の手番でどちらか一つのアクションしか出来ないので、置くと取るを同時にすることはできません。

 

様々な効果は"ワーカーを取った時"に発動します。

つまり、小さい歯車のいずれかにワーカーを置いて、取った時に歯車の位置に応じて効果の処理、てな感じですね。

詳細については"小さい歯車"の項目で記述します。

 

~ワーカーについて~

初期のワーカー数は3人です。

――が、歯車の効果の中にワーカーを追加するというのもあります(最大6人)

 

ワーカーを置いたり取ったりする際、数に制限はありません。ある分だけ置いたり取ったりできます。

ただし、置くときにのみ、コストとして "コーン(いわゆる食糧)"を支払う場合があります。

食料
※これがコーントーク


サマリーがちょっとわかりづらい表記ですが

サマリー

左側のワーカー数に対して、そのすぐ右側に書いてある数字が必要な食料数です。

1人目は無料、2人目置いたら1コーン、3人目置いたら3コーン……と、ワーカーをたくさん置くほどコストがかかります。 

(カッコ内の"+〇"という数字は、一つ前との差分です)

 

~歯車について~

このゲームのメインとも言える歯車ですが、真ん中に大きな歯車が一つ、その周りに少し小さめの歯車が5つあります。

歯車

◆大きな歯車/

全員が一回ずつ手番を行なったら、歯車を反時計回りに一つ進めます。

すると周りの小さな歯車も併せて一つ進みます。良く出来ていますよねぇ……。

 

大きな歯車の4か所に目安となるシールが貼られています。

食料供給のタイミング

このシールのところへ来たら、そのラウンド終了時に"食糧の供給"があります。

ワーカー1つにつき"コーン2個"の支払いが必要となります。


当然、支払えなければ1ワーカーあたり"-3勝利点"となります。

 

こうして順に手番を行ない、歯車を進め……を、繰り返していき、歯車が一周したらゲーム終了となります。

 

◆小さな歯車

歯車にコマ乗せる

写真の通り、小さな歯車にはワーカーコマを乗せることが出来ます。

 

歯車の間に描かれているコーンと数字はその場所に置くときにかかるコストです。

つまり、前述した【人数による配置コスト】【配置場所のコスト】支払いに必要な合計コストとなります。

 

またワーカーコマは【より"0"に近い空いているマスから詰めて置かなければならない】というルールがあります。

 

仮にコスト"2"の場所にワーカーを置きたければ、その前にある"0"、"1"にもコマを置かなければなりません。(もちろん、相応のコストを支払うことになります)


歯車の周りに描かれているアイコンは、それぞれ『ワーカーを取った時に得られる効果』です。

 

様々な効果があるため全て説明は出来ませんが、下記に一例を記載します。


例)木材を獲得する

 

このラウンドでワーカーを一つ"0"の場所へ置きました。

例1

1個しか置かなかったためコストはかかりません。
――全員の手番が終わったので、大きな歯車を一つ進めます。

例2
前ラウンドで置いたワーカーが"1"に移動しました。このラウンドの手番で"ワーカーを取る"ことを選択したので、そこに描かれている"木材1個"を獲得しました。

 

 

――という具合に、ワーカーの配置と回収を繰り返していくことになります。

 

~得点源について~

前述している通り、小さな歯車は全部で5つあります。

各歯車ごとに特化した効果があります。

食糧をもらえたり、直接勝利点を貰えたり、建物や記念碑を建てたり様々です。

 

ここでは大まかに勝利点と成りえる3つの要素を紹介します。

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・神殿のランクを上げる

・建物や記念碑を建てる

・勝利点を直接もらう

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<神殿のランクを上げる>

小さな歯車の効果や建物の効果の中などに、"神殿のランクを上げる"という効果があります。

神殿

 

これは大きな歯車の"緑色のシール"に来たとき(ゲームの折り返し地点とゲーム終了時の2回)のタイミングでそのランクの勝利点がもらえます。 

歯車_勝利点獲得のタイミング

 

また、単独で一番高いランクにいる場合は追加点ももらえます。

 

 


<建物や記念碑を建てる>

 

建築した建物や記念碑には勝利点となるものがあります

特に記念碑の勝利点は大きく、ゲーム終了時に計算して獲得するものがほとんどです。

 

記念碑タイル

例えば上記の記念碑タイルであれば【建築したタイル1枚 × 2点】のように、ゲーム終了時に勝利点を獲得します。

 

 


<勝利点を直接もらう>


小さな歯車の中で唯一直接勝利点を獲得する場所があります。

勝利点獲得の歯車

 

ワーカーを取った時にそこに描かれた勝利点を獲得出来るのですが、代わりに"青い髑髏"を置かなければなりません。

青い髑髏置いてワーカー取る

 

この青い髑髏は別の歯車などで獲得することができます。 

青い髑髏の獲得

 

また、すでに髑髏が置かれている場所でワーカーを回収しても勝利点は得られません。

つまり、このエリアは早い者勝ちということになります。

 

 

 

 

――というわけで、以上がツォルキンの概要になります。

少し駆け足で説明してしまいましたが、ツォルキンのイメージは掴めたでしょうか……。

 


他にも細かなルールがたくさんあります。

文章量に比例して、インストもなかなか時間がかかりますよ……。

 

 

<感想>

先日、嫁と私、さらに重ゲーはあまりやったことのない友人を交え3人でプレイしました。


さすが経験者……、嫁は迷いなくプレイしています。

 

得点源となる場所が複数あることと、歯車の回転を踏まえ数手番先まで考えなければならないこともあり、頭が熱を持っていくのを感じます。

 

初プレイとなる友人も『う~ん』と唸っている様子。

 


――あっという間に歯車が回っていき、経験者のミカ美とMoonで1位争いをすることとなりました。

 

そのまま私が【信仰度上げまくり作戦】でなんとか逃げ切り1位、嫁が友人と食糧や資材を奪いあう形になって2位、初プレイの友人が3位という結果に。

 

 

プレイ後の感想であれこれ話したりしてましたが……。

私と友人は『1日1回が限界だ……』と同意見でした。

 

重たいゲームは脳みそが疲れるんですよねぇ。

あと頭を使うせいか

終わった後に甘いもの食べたくなります。

 

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――さて、このツォルキンというはずいぶん前に買っていたので知りませんでしたが、しばらく在庫切れの状態だったようですね。

 

そのせいもあって、ネットで調べたらずいぶんな値段がついてて驚きました。

 

 

しかし!

 

ツォルキン日本語版がどうやら再販するようです!

 (2018年3月27日現在、翌月下旬再販予定とのこと)

 

先程も書いている通り、なかなか重たいゲームです。

数手先を考えながらの進行なので、所謂ゲーマー向けのゲームですから、購入しても出番はそう多くないかもしれません。

 

が!

面白いです!

 

そういうの好き!って人はこの機会に購入して遊んでみてはいかがでしょうか。

 

拡張もあるみたいですが、私はまだ遊んだことがありません。

遊ぶ機会があれば追記していきたいと思います!

 

 

おしまい